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虹の橋。

4月16日。

忠勝が虹の橋へと旅立ちました。


1週間くらい前からまったく食事を取らなくなり、水も自分では飲めなくなってしまって…。
もうほとんど立てなくなっていたというのに、私の隣りに寝ようと起き上がってベッドに足を掛けてアピールしたり、亡くなる直前まで自力でトイレに行こうとしたり。本当に最後までよく頑張ったね。


忠勝、今までありがとう。忠勝との思い出は絶対に忘れないよ。
いつになるか分からないけど、きっときっと「虹の橋」へ迎えに行くから…。


↓(「虹の橋」の詩を載せておきます。ペットを飼っている方はぜひ読んでみてください。)

虹の橋

天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
この地上にいる誰かと愛しあっていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。
そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。
食べ物も水もたっぷりあって、お日さまはふりそそぎ、
みんな暖かくて幸せなのです。


病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、
傷ついていたり不自由なからだになっていた子も、
元のからだを取り戻すのです。
・・まるで過ぎた日の夢のように。


みんな幸せで満ち足りているけれど、ひとつだけ不満があるのです。
それは自分にとっての特別な誰かさん、残してきてしまった誰かさんが
ここにいない寂しさのこと・・。


動物たちは、みんな一緒に走り回って遊んでいます。
でも、ある日・・その中の1匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。
その瞳はきらきら輝き、からだは喜びに震えはじめます。


突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。
速く、それは速く、飛ぶように。
あなたを見つけたのです。
あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱きあいます。
そしてもう二度と離れたりはしないのです。


幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ、
あなたの両手は愛する友を優しく愛撫します。
そしてあなたは、信頼にあふれる友の瞳をもう一度のぞき込むのです。
あなたの人生から長い間失われていたけれど、
その心からは一日も消えたことのなかったその瞳を。


それからあなたたちは、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです・・・。

★  ★

けれど、動物たちの中には、様子の違う子もいます。
打ちのめされ、飢え、苦しみ、
誰にも愛されることのなかった子たちです。
仲間たちが1匹また1匹と、それぞれの特別な誰かさんと再会し、
橋を渡っていくのを、うらやましげに眺めているのです。
この子たちには、特別な誰かさんなどいないのです。
地上にある間、そんな人は現れなかったのです。


でもある日、彼らが遊んでいると、橋へと続く道の傍らに、
誰かが立っているのに気づきます。
その人は、そこに繰り広げられる再会を、
うらやましげに眺めているのです。
生きている間、彼は動物と暮したことがありませんでした。
そして彼は、打ちのめされ、飢え、苦しみ、
誰にも愛されなかったのです。


ぽつんとたたずむ彼に、愛されたことのない動物が近づいていきます。
どうして彼はひとりぼっちなんだろうと、不思議に思って。


そうして、愛されたことのない者同士が近づくと、
そこに奇跡が生まれるのです。
そう、彼らは一緒になるべくして生まれたのでした。
地上では巡りあうことができなかった、
特別な誰かさんと、その愛する友として。


今ついに、この「虹の橋」のたもとで、ふたつの魂は出会い、
苦痛も悲しみも消えて、友は一緒になるのです。


彼らは共に「虹の橋」を渡って行き、二度と別れることはないのです。

(作者不明)
こちらのページから転載しました。

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ペット」カテゴリの記事

コメント

私も、13年間ずっと飼っていた猫のタロウ
君を亡くしてから時間が経ちますが、思い出すとタロウ君が私に与えてくれた癒しの時間を思い出します。家族だったタロウ君、
買い物にも歩いてついてきて、買い物が終るまで塀の上でずっと待っていたり、外出すれば、いつも私が必ず通る道でずーっと待っていてくれたタロウ君、寝るときもいつも一緒で、朝、お腹がすくと、私の顔をたたいて
起きてください、お腹がすきました、ご飯をください、と言う表情で、鼻をすりつけてくるタロウ君、家族同然のペットがなくなると、本当に悲しみは深く、言葉では表現できないくらい涙が止まらないですよね。。
「虹の橋」、良い詩ですねぇ。
どうもありがとうございました。。

投稿: チワワ | 2006/04/18 15:31

なんと言葉をかけたらいいのか…。
忠勝君もほんとに頑張ったし、ゆきさんもほんとに頑張ったよね。
ほんとにほんとに。
何を言っても安っぽくなってしまうような気がしてうまく言葉をつなげません…。

虹の橋、とても救いのある良い詩だと思います。
忠勝君はきっと、虹の橋でしっぽを振ってゆきさんと会える日を待ってるね。
思い出すだけで暖かくなれる「時間」をゆきさんからたくさんたくさんもらったから、待ってる間もきっとさみしくないね。
そう思います…!

投稿: えび | 2006/04/18 22:20

最後までよく頑張りました、虹の橋での再会を楽しみにしてもらって、たまに思い出しながら、ゆっくりゆっくり迎えに行ってあげるんだね。
忠勝くん幸せ者だ〜(^▽^@)

投稿: おーだち | 2006/04/19 12:18

ゆっきぃ・・・
とうとう、忠勝君行ってしまったんだね。
ゆっきぃの忠勝君への愛情を知る者としては、今どれほどゆっきぃが悲しんでいるか、想像に余りあるよ。
一度も忠勝君に会ったことのない、私まで胸が一杯になってしまった。
「虹の橋」素晴らしい詩だね。心が救われるね。ゆっきぃにこんなに愛されていた忠勝君は、幸せ者だと思うよ。
だから、辛いだろうけどゆっきぃも早く元気になっておくれ。

投稿: WOLF | 2006/04/19 15:44

今は何て言ったらいいのか分からないのですが・・・忠勝くんは ゆきさんみたいな本当に温かい飼い主さんと出会えてとっても幸せだったと思いますよ。

忠勝くん、本当に本当によく頑張ったね。
だいぶ先の話だけど虹の橋でゆきさんと必ず必ず会えるから、
その時まで虹の橋で他の動物達と楽しく元気に遊んでいてね。
きっとあなたは今までたくさんの大きな喜びを、
飼い主のゆきさんや、ゆきさんの近しい人に与えてくれたんでしょう。
ありがとね。 ほんとありがとね。

投稿: まぁゆぅ | 2006/04/19 21:51

チワワさん。

初めまして。
チワワさんのことが大好きで大好きでたまらないタロウくんの様子が目に浮かびます。家族同然に育ててもらって、タロウ君はとても幸せに思っていたことでしょうね。
「虹の橋」の詩にはだいぶ救われました。今はまだ悲しみにくれる毎日ですが、頑張って立ち直って行きたいと思います。コメント&TB、本当にありがとうございました。


えびちゃん。

えびちゃんやみんなの暖かくて優しい言葉に励まされて、何とか最期を迎えることができました。本当にありがとう。
今まで走り回れなかった分、虹の橋で元気いっぱい駆け回ってくれていたら嬉しいなぁ…。


おーだちさん。

ありがとうございます。
本当によく頑張ってくれました。幸せだったと思ってくれてるかな。そうだといいな。
忠勝はいなくなったけど、心の中には最期まで頑張り抜いた忠勝の姿がしっかりと残っています。私も負けないように頑張っていかなきゃ!


WOLFさん。

ありがとうございます。
もう忠勝の看病のことや散歩のことを考えなくてよくなったことがとても寂しくて…。今はまだ忠勝のことを思い出すだけで涙が出てきてしまいますが、なるべく早く自分の心の整理をつけて復帰したいと思います。


まぁゆぅさん。

ありがとうございます。そう言ってもらえるととても嬉しいです。
毎日の下痢や嘔吐で体重も半分まで落ちてしまってかなり辛かっただろうに、最後まで頑張り抜いた彼の姿は一生忘れません。虹の橋で元気に走り回っている彼の姿、見てみたいなぁ…。

投稿: ゆき | 2006/04/20 17:33

びっくりしました。言葉も無い。
もし、穏やかに逝くことが出来たのなら、よしとしなければならないのか・・・・・・???
納得できる筈も無いのに、次々と舞い降る現実。

全てで在った彼はまた全てに成ったね。
瞬間のキラメキ。全てがそうであるようにね。

合掌

投稿: 某A君 | 2006/05/07 22:11

某A君。

書き込みありがとう。
忠勝は私たちの心の中で輝いています。
いつまでもいつまでも永遠に…。

また飲みに行こうね。
忠勝との思い出を語り合いましょう♪

投稿: ゆき | 2006/05/09 11:13

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